大阪万博に行くにあたり、「予約が難しい」「抽選の仕組みが複雑」という声を聞きます。実際、私も事前に情報収集をしてみるも、なかなか大変です。そんな中、リワードプログラムというものがあるらしいと情報をキャッチしました。
リワードプログラムでレジェンドになると、特別な体験ができるらしい…!!
リワードプログラムでレジェンドになると、どんなメリットがあるのか、そして現実的にレジェンドになることはできるのか、実際に試した結果をもとに紹介します。
情報が散らばっていて、さらに1つ1つ理解するのも難しかったです…。実際にやってみて理解できましたので、できるかぎり整理して分かりやすく紹介しますね!
リワードプログラムとは
「ミャクミャクリワードプログラム」は、ミャクぺ!やミャクポ!を利用したり、万博関連イベント等へ参加することなどで得られる「経験値(エクスペリエンス=exp)」によってステータスが決定し、そのステータス毎に特典を獲得できるプログラムです。ステータスは7段階あり、高いステータスになるほど多くの特典がもらえます。
レジェンドにまでなれなくても、ブロンズ〜ダイヤモンドランクでも特典があります!
リワードプログラムの特典とは
様々な特典がありますが、今回私が目をつけた、子連れファミリーに嬉しい特典を3つ紹介します。
ウォレットパークラウンジの利用(対象:レジェンドのみ)
レジェンドランクになると、ウォレットパークラウンジという専用のラウンジが利用できます。冷房が効いており、飲み物もセルフサービスで提供されているので、子連れにはとてもありがたいですよね。USBポートでスマホの充電もできます。
同行者3名を含む計4名まで利用可能です。
我が家は5人家族のため全員で入れないので、利用を諦めました…。
3人〜4人家族の方はぜひ検討してみてください♪
ミート・ザ・ミャクミャク(対象:レジェンドのみ)
ミートザミャクミャクでは、ミャクミャクと写真撮影ができます。
ディズニーランドでいう「グリーティング」ですね!
実は、ミャクミャクとの写真撮影は万博内の「ミャクミャクハウス」でもできるのですが、人気が高く、長蛇の列ができています。しかも写真撮影の時間は短い。一方、ミート・ザ・ミャクミャクであれば、並ぶことなく、ミャクミャクと20分間の写真撮影をすることができます。
レジェンドの方を含めた最大5名で参加可能です。
抽選券プレゼント(対象:シルバー〜レジェンド)
抽選券のプレゼントは、シルバーランクから適用されます。シルバーランクに必要な経験値は10,000expで、これは万博IDの連携やチケット保有だけでも到達できるので、簡単に到達可能です。
その抽選券が使える用途ですが、
- プロデューサーガイド(レジェンド、ダイヤモンド、プラチナ)
- プロデューサー記念品(レジェンド、ダイヤモンド、プラチナ、ゴールド、シルバー)
- パビリオン特別入場(レジェンド、ダイヤモンド、プラチナ)
※ゴールドやシルバーでは使えないので注意! - イベント優先席(レジェンド、ダイヤモンド、プラチナ、ゴールド、シルバー)
となっています。
私はパビリオン入場に抽選券を使いたいから、プラチナ以上を目指すことにしました。
パビリオン特別入場については、全てのパビリオンが対象ではありませんが、人気のある「大阪ヘルスケア」「日本館」「ノモの国」「null2」などが対象になっていました(日によって対象が異なるので注意)。SNSで好評な声をよく聞く「住友館」は対象になっていませんでした。日によっても対象は異なりますので、デジタルウォレットアプリの抽選応募画面から見てみるのが確実です。
また、抽選日程も確認が必要です。当該QA(デジタルリワードプログラムの抽選日程を教えて)から辿っていくと、下記説明に辿り着くことができます。対象期間前月の10日〆になっていますね。

私の目標はプラチナ以上を目指すこと
以上の特典を踏まえると、私はプラチナを目指すことにしました。
というのは、ウォレットパークラウンジは5人家族では使えないこと、ミャクミャクグリーティングはミャクミャクハウスで代替できる(並ぶけど)を考えると、我が家の場合はレジェンドを目指すのは労力に見合わないかなという結論です。
リワードプログラムで経験値を獲得する方法
ゴールドになる方法
万博に行く人なら、万博IDは既に持っており、チケットも保有していると思いますので、それを登録して、まずはゴールドになりましょう。私の場合は、夏パスを購入しているので、以下の経験値が溜まりました。
ウォレットと万博ID連携 30,000exp
チケット保有(夏パス) 50,000exp
合計 80,000exp →ゴールド達成!(どのチケットでも45,000expを超えられるのでゴールド達成できます)
それぞれの内容を、注意点を含めて紹介します。
ウォレットと万博ID連携
万博に行く方は、必ず万博IDを取得しているはずですので、誰もがまずこれをやることになります。ただし、13歳以下はミャクぺを利用できないため、リワードプログラムも参加できないようです。
チケット保有
保有しているチケットに応じて経験値を獲得できます。チケットを受け渡せば、他の人(家族や友人など)のチケットの分も経験を獲得できます。
夏パスや通期パスの場合の注意点ですが、顔認証登録をしたあとだと、チケットの受け渡しができなくなります。そのため、家族分のチケットの経験値が欲しい場合、顔認証の前に経験値獲得をする必要があるようです。
私の場合も、本来、家族3人分のチケットをまとめてパパの経験値として獲得したかったのですが、顔認証登録をした後だったので、チケット受け渡しができず、家族分のチケットの経験値獲得を逃してしまいました。
プラチナになる方法
万博IDとチケット保有が終わったら、次におすすめの経験値獲得方法が下記赤字のものです。1つずつ紹介します。
ウォレットと万博ID連携 30,000exp (済)
チケット保有(夏パス) 50,000exp (済)
ミャクぺの顔認証登録 30,000exp
Better Co-Being Journal 30,000exp
EXPOまいにちクイズ 10,000exp
合計 150,000exp →プラチナ達成
ミャクぺの顔認証登録
これは、公式の説明書が存在していたので、それに沿ってやっていけばスムーズに登録できました。
ミャクぺ!顔決済登録フロー(https://expo2025-wallet.com/facialrecognition3.pdf)
Better Co-Being Journal
ExpoDigitalWalletアプリの「つながる」タブにBetter Co-Being Journalがあります。(下記画像の黄色で丸をつけたところです。

そこからジャーナルと呼ばれる画像を作成する(写真に文字やスタンプでデコレーションする)と、30,000exp獲得できます。画像はインターネット上で見れるため、プライバシーに関わる写真を使わないように注意してくださいね。
EXPOまいにちクイズ
同じく、ExpoDigitalWalletアプリの「つながる」タブに「まいにちクイズ」があります。1週間に4回正解すると、10,000exp獲得できます。毎週更新されますので、毎週獲得することができます。なお、不正解の選択肢を選んでも、正解の選択肢を選び直すことができるので、気軽に回答して大丈夫です!
結論:レジェンドは難しい。プラチナで満足。
ここまでやって、プラチナには割と簡単になれました。ここからレジェンドになるには、さらに500,000expが必要です。上記の他、他サービス連携(ポンタポイントからミャクぺに変換)をやってみましたが、労力が結構かかった割に獲得できるのは5,000expと少ない…。
レジェンドになりたい方は、50万円をミャクぺにチャージするのが手っ取り早いです。しかし、1ヶ月あたりのチャージ上限が12万円ですので、計画的にチャージしていく必要があります。もう期間が迫っていてそれもできない、という場合は、現地でパビリオンを回って経験値を獲得するのが最後の手段になります。
結論、レジェンドになるのはかなり手間がかかりますし、チャージ上限があるので時間もかかります。一方、プラチナまでなら、この記事で紹介した内容をやれば1日で達成できますし、パビリオン抽選ができるなど特典も充実していますので、落とし所としておすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。